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このアプリを使いはじめて、娘は 4 日ほどでアナログ時計を読めるようになりました。その話は前に書いたとおりです。
それからしばらく経って、読み方を忘れ始めました。
「何時?」に、すぐ答えが出てこない
読めるようになった直後は、聞けばすぐ答えが返ってきていました。最近は、時計を見上げてから答えるまでに間が空きます。以前より、8 時 45 分のような、9 時ではない 8 時台の読み方に、少し迷いが出るようになりました。
完全に読めなくなったわけではありません。ただ、いちばん調子がよかったころの読み方とは、明らかに違います。
時計そのものは気に入っていてくれていて、お絵描き教室で時計の絵を描くと言ってくれたようで、写真を見ながら描いてくれました。この記事のいちばん上にある画像の絵がそれです。
覚えたことは、使わないと薄れる
考えてみれば、当たり前の話でした。
読めるようになった時期は、毎日のようにアプリの画面を見て、壁の時計も見て、「いま何時」を確かめる場面がありました。そのうち読めることが前提になって、わざわざ聞かなくなります。生活のほうも変わって、時計を見る場面そのものが減っていました。
忘れたというより、使わなくなっていた、という言い方のほうが近い気がします。時計は覚えたら終わりではなくて、覚えたあとにも続きがあるのだと、遅れて気づきました。
早く読めるようになるのは、早く忘れるということでもある
4 日で読めるようになったことを、こちらは単純に喜んでいました。ただ、4 日で来たものは、4 日ぶんの土台の上に乗っているだけなのかもしれません。早く覚えたぶん、早く薄れる。うちの場合は、そういうことだったのだと思います。
使い方ガイドには、「押しつけない」として、大人が焦ってしまうほうがむしろ遠回りだ、と自分で書いていました。それなのに、読めるようになった日をゴールのように扱っていたのは、こちらのほうでした。焦ってはいけない、というのは、読める前だけの話ではなかったようです。
家の時計を増やした
まずやったのは、家の中で時計が目に入る回数を増やすことでした。
改めて見回すと、時計があるのはリビングだけでした。娘の部屋には、そもそも時計がありません。読める・読めない以前に、見る機会がなかったわけです。
そこで、自分の机の横に飾っていた、セリアの 9cm の時計を娘に渡しました。ふたときの文字盤に貼り替えて作ったもので、気に入って置いていたのですが、いまは娘のベッドのところにあります。あわせて、娘の部屋にも時計を置くようにしました。
文字盤を貼り替えた時計は、時計そのものが 100 円ショップのもので、中の機械も針もそのままなので、増やすのに大したお金はかかりません。文字盤は配布しているページで、手持ちの時計のサイズに合わせて作れます。
アプリを見せるタイミングを逃さないようにした
もうひとつは、アプリのほうです。
読めるようになってから、こちらも画面を見せなくなっていました。いまは、出かける前と、寝る前にテレビを消すタイミングで見せることが多いです。残り時間を扇形で表示する「たいむウォッチモード」は、こういうときにそのまま使えます。
結果として、アプリに触る頻度も少し戻りました。効いているかどうかは、まだ分かりません。しばらく続けてみて、また書きます。
「腕時計がほしい」と言い出した
時計を増やしているあいだに、本人から「腕時計がほしい」と言われました。
時計を自分のものとして持ちたいと思うこと自体は、こちらが壁に増やしていたのとは別の動機です。
それで、腕時計版のふたときを作れないかと考えはじめました。ただ、腕時計は中身が精密そうです。掛け時計のように文字盤を貼り替えるだけ、というわけにはいかない気がしています。今後の課題です。
読めるようになった日の続きとして
読めるようになった日のことは記事にしていたのに、忘れ始めた日のことは、どこにも書いていませんでした。順番としてはこちらのほうが地味ですが、あとから同じところに来た人には、こちらのほうが役に立つかもしれません。
やっていることは、時計を増やす、画面を見せる、それだけです。特別なことは何もしていません。
文字盤は無料でダウンロードできます
家の時計を増やすための文字盤は、配布しているページから無料でダウンロードできます。手持ちの時計の外寸とフチの幅を入れれば、そのサイズの PDF がその場で作れます。登録不要・商用利用可・出典表記不要です。
画面のほうは、いますぐ見られます
午前と午後を並べた画面は、知育時計ふたときアプリでそのまま見られます。インストール・登録不要、無料です。