アナログ時計には、裏と表がある。
大人は時計を「12 時間 × 2」で読んでいます。1 時、2 時、… 12 時、また 1 時、2 時。一日のうちに文字盤で 2 周分を頭の中でつないで読む 読み方です。大人本人は簡単にやっているつもりでも、文脈と慣れで支えられた、なかなか高度な変換です。
「2 周で 1 日」を、子どもの頭の中でつなぐのは、思っているより難しい。文字盤に「重なっているもう一つの 12 時間」が、お子さんの目には見えていないからです。「24 時間で 1 日だよ」と口で言っても、文字盤の中にいる二つの 12 時間が見えなければ、24 という数字に手触りが出ません。
だから、2 周させずに、もう一つの 12 時間を並べてあげる。知育時計ふたときアプリの自由回転モードには 「かさねる / わける」というボタンがあります。「かさねる」はふだん見ている普通の時計と同じ姿、「わける」を押すと、重なっていた裏側が、もう一枚の盤として顔を出します。